「トーベ・ヤンソンの世界旅行」&ムーミンノート

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?ムーミン谷倉庫のみならず、あちこちでお片付けに明け暮れていた新金庫番です。それにしても今年は、日の並びも良く、お天気も良くて、最高の行楽日和でしたね!新緑の季節にお天気が良いというだけで、浮かれトンボの新金庫番は、子どもの日の柏餅二度も買って来てしまいました。ところが、そのうち一回は、注文したこしあんではなく、味噌あんを入れられちゃって!でも、なんと、その味噌あんが意外に美味だったのですよ~。粒あんファンの新金庫番には、久々の味噌あんでしたが新鮮で、当分やめられませんね~、って次にいただくのは、来年なのにね。一年が経つのって早いですよね。
そして、そんなことよりも、あの鹿とたわむれるトーベの写真は一体なんなのか、ご説明しないといけませんね。今週は、非常に限定的ながらも、おおいなる可能性を秘めたイベントのお知らせです。ゴールデンウィークを勤勉に過ごし、まだこれからお休みになる方々は、こちらに参加できると良いのですが!

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ゴールデンウィークをちょっとはずれて、2015年5月31日を皮切りに、今後も開催が続くかもしれない、「トーベ・ヤンソンの世界旅行」上映イベントのお知らせを、公式サイトの特設ページにアップしました!鑑賞お申し込みの詳細も、特設ページからご確認ください。開催するのは「トーベ・ヤンソンの世界旅行」上映委員会、会場は、京都にある世界的な有名書店、恵文社の一乗寺店です。これにもいかれないよう、という方、未来のことは、わかりませんが、次の上映館がどこになるか、ドキドキしてお待ちください!

トーベと、そのパートナーであるトゥーリッキ・ピエティラが撮りためた映像を、編集してフィクションに仕上げた映像三部作については、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。「トーベ・ヤンソンの世界旅行」とは、その三部作の中で、カネルヴァ・セーデルストロム監督により1993年に製作された第一作で、唯一まだDVD化されていない作品です。トーベ生誕100周年を記念して、昨年2月、「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2014」の招待作品として上映されたのですが、会場のある渋谷が歴史的な大雪に閉ざされ、観られなかった方、またはご覧になったはいいが、家に帰れなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。予想を裏切るこじんまりした家庭的雰囲気の中で、トークイベントなども行われました。ある意味、いまだ幻の作品といえるかもしれません。
映像の中では、昭和40年代の日本をあちこち不思議そうに見て廻るトーベたちの様子や、まだ元気な頃のトーベが、自分たちの旅のフィルムを見て、楽しそうにケラケラと笑っている声が印象的でした。また、イベント当日のトークショーゲストは、ムーミン公式サイト内ブログ「フィンランドムーミン便り」でもおなじみの森下圭子さんです。

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こちらの写真は、映画と同じ時期に、日本での旅行を楽しむ二人。
気の向くままの旅ガラス。なんて、かっこういいんでしょう!それにしても、トーベ、嬉しそう。

 

お次は、講談社から発売されているムーミン 文庫ノートの最新3作を一挙ご紹介!これまで、リトルミイ、スナフキン、ニョロニョロと続いて、昨年末はムーミンママ、2015年の出版70周年には、ムーミン、ムーミンパパと続いて刊行されました。ついにスニフがシリーズに入らないままに、ムーミンキャラクターのノートシリーズが完結したことは、ムーミン谷倉庫に巣食うスニフファンの間でも、相当な話題になっておりました。しかし、それぞれにキャラクター愛を感じるノートたち、本屋さんに並んでいますので、ぜひ、探してお手にとってみてください!

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いずれも390円(税別)。驚くなかれ、講談社文庫の一冊です。

面白いのは、中身のレイアウトデザインがそれぞれ違うこと。
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完全に妄想が入ってますけど、ムーミンママのノートはお料理メモ、ムーミンパパのは、宝の地図、ムーミンのは部活や映画鑑賞の記録ノートに向いてそう!!イラストも一通りではなく、パパのは、なんだか寂しそうなシーンが多いし、ママのも、ムーミンのも、それぞれ象徴的で大事なシーンがいろいろページのスミにご紹介されています。持っているだけで、ちょっぴり元気をもらえそう。

今週は、サウナ番も芝刈り、もとい、薪集めにいっていて留守なので、太く短くがんばる新金庫番です。サウナ番、また、この前みたいに、美味しいお土産拾ってきてくれるかな~。

それでは、また来週まで、アディオ~ス!