「ムーミン谷のなかまたち」のフリー画像をプレゼント! 〜ムーミン・アニメーションの歴史〜
NHK Eテレ(土)午前10時半〜、NHK BS4K(日)午前9時~放送中のアニメーション、「ムーミン谷のなかまたち」から、楽しいGIF画像をプレゼント! お気入りのかわいいムーミンたちの画像で、お友だちを驚かせちゃいましょう!
この「ムーミン谷のなかまたち」のGIF画像は、誰でも自由に使用したり、シェアしたりできますよ。あなたとお友だちの一日をムーミンで彩ってくださいね♥
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ムーミン・アニメーションの歴史
トーベ・ヤンソン(1914-2001)の最初のムーミンの物語は、1945年にフィンランドで出版された『小さなトロールと大きな洪水』です。でも、北欧諸国をはじめ、世界各地ではじめて文学的に成功したのは、1948年にスウェーデン語、1950年に英語で出版された『たのしいムーミン一家』でした。それ以来、ムーミンの本やコミックスは、本、映画、テレビシリーズなどさまざまな形になっています。多くの人々がそれぞれの解釈でムーミンの世界を再現し、新しい世代へと物語を伝えているのです。
1950年代末、初めてのテレビ放映
ムーミンが初めてテレビで放映されたのは、1959年に撮影された、ドイツのモノクロのマリオネットのアニメーション。
その10年後には日本で、1970年代にはロシアでアニメーションが放映されました。
1970年代末のポーランドのかわいいパペットアニメ
1970年代末には、ポーランドで作られたパペット/切り紙アニメーションが、多くの国で放送されました。
1990年代の日本の「楽しいムーミン一家」
ムーミン・アニメーションの中で最も有名なのは、1990年にテレビ放映された日本の「楽しいムーミン一家」シリーズでしょう。このシリーズは120カ国以上で放映され、その後も再放送が繰り返されました。
そして、現在の「ムーミン谷のなかまたち」
現在放映されている、Gutsy Animationsによる、新しいアニメーションシリーズ「ムーミン谷のなかまたち」は、フィンランドとイギリスで共同制作されたもの。
このアニメーションは、オスカー受賞監督のスティーブ・ボックス、BAFTA®、エミー賞受賞のプロデューサー、ジョン・ウーリー、エミー賞受賞の脚本家コンビ、マーク・ハッカービーとニック・オスラー、クリエイティブディレクターでエグゼクティブプロデューサーのマリカ・マカロフなど、類まれなる才能を持つチームによって作られているんですよ。制作会社は、トーベの故郷であるヘルシンキに拠点を置くGutsy Animation。
シリーズのオリジナル曲は、フィンランドのミュージシャンであるペッカ・クーシストとサムリ・コスミネンが作曲しています。サムリ・コスミネンは著名なパーカッショニスト。ペッカ・クーシストは北欧で最も評価されているクラシックバイオリニストの一人です。ペッカの父親は1970年代にトーベ・ヤンソンと作曲し、1974年にはフィンランド国立オペラの「ムーミンオペラ」を作曲しているんですよ。
翻訳/内山さつき
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