
パペット・ファンタジー「ムーミン谷の夏まつり」最終リハーサル取材レポート

こんにちは、ムーミン公式ファンクラブスタッフです!
7/29(土)30(日)に日生劇場で上演される、パペット・ファンタジー「ムーミン谷の夏まつり」の最終リハーサルを、新・金庫番さんといっしょに取材してきましたのでレポートいたします!

リハーサル前に、ムーミン役を担当されている三坂龍輝さんがインタビューに答えてくれましたので、Q&A形式でお届けします♪
Q.パペット・ファンタジー「ムーミン谷の夏まつり」の見どころを教えてください。
A.普通のお芝居(人間のお芝居)では、食べる・座る・歩くといったなんてことない動きも、人形がやると健気に見えたり、愛おしく見えたり、滑稽に見えたりすることがあります。上を向くにしてもどれくらいの角度で、どれくらいのスピードで、どこを向くのか。そういった細かい動きを毎日鏡と向き合いながら研究し、こだわって演じていますので、人形の動きにも注目していただければと思います。
Q.三坂さんはムーミン役を演じられるということですが、役作りにあたってどんなところを気にかけていらっしゃいますか?
A.ムーミン作品に登場するキャラクターは皆、個性のかたまりだと思いますが、その中でもムーミンはそこまで個性が強くなく、食べ物に例えると白米でしょうか(笑)毎日食べても飽きない、わりと色々なものに合う、熱狂的ファンも少なければアンチも少ない。そんな存在だと思っています。なので、役作りをする時には「ムーミンといえばこう」というものをあまり強く持たず、自然体で演じることを意識しています。自分なりに素直に誠実に演じれば、舞台に立ったときにムーミンとして生きられるのではないかと思っています。
ムーミンを演じる三坂さん。人形の動きにご注目ください。
Q.「ムーミン谷の夏まつり」で一番好きなシーンはどこですか?
A.みんなで劇をするシーンがすごく好きです。グダグダでめちゃくちゃな芝居を一生懸命やっていて、お客さんもそれを違和感なく見ていて。実はそのシーンにムーミンは登場していないので、僕は袖から一観客として楽しんで観ています(笑)
Q.最後に、ムーミンファンに一言お願いします。
A.原作ファンの方、アニメファンの方、色々なムーミンファンの方がいらっしゃると思いますが、日本初上演のこの人形劇を見ていただいて、さらにムーミンの世界を好きになっていただければと思います。そのために精一杯役を演じたいと思いますので、よろしくお願いします。
三坂さん、ありがとうございました。

演出家の扇田 拓也さんと、人形デザインを手掛けている高橋ちひろさんが写真撮影に応じてくれました。お忙しい中、素敵な笑顔をありがとうございました♪

ロビーイベントのリハーサルです。お子さまにも、物語の重要な舞台である「劇場」がどんなところなのか、ミイといっしょに楽しく学ぶことができます。もうすぐ夏まつりが始まるんだ!と観ている私たちもワクワクしてきました♪

ロビーイベントが終わると、いよいよお芝居が始まります。
人形劇というイメージでいると、舞台セットのスケールの大きさに驚かされることでしょう。
また人形遣いが人形を持つと、ムーミン谷の仲間たちに魂が吹き込まれ、人形を見ているという感覚はまったくありませんでした。大人が見ても物語の世界に入り込めてしまう演技力と演出に感動です!!
この感覚をムーミンファンの皆さんにも味わっていただきたいので、ぜひ生で見ていただきたいと思います。