Snufkin

スティンキー

黒くて、毛むくじゃらで、体から卵が腐ったような悪臭を放ち、なんでもかんでも食べようとするスティンキー。根っからのいたずらもので、悪さばかりして、ムーミン谷の住民たちから煙たがられています。
平和なムーミン谷で、あまり仕事のない署長さんや警察官たちにとっては、捕まえて牢屋に入れることのできる貴重な存在です。

趣味は、盗み聞き、破壊行為、嘘をつくこと。泥棒として名を馳せることを自慢とし、その知名度を守るためになんでもやろうとします。動物園の猛獣を逃がしてしまったり、偽物の薬を売りつけようとしたり、面倒なことばかりしでかしますが、スティンキーの悪事はたかがしれていて、人を騙すことはあっても、ひどく傷つけるようなことはありません。本当の悪党を知っているムーミン一家は、そんなスティンキーをかわいいとさえ思っているようです。
スティンキーは小説には出てこない、コミックスだけで活躍するキャラクターです。