Snufkin

ニョロニョロ

細いキノコや白いスポンジ製の細長い靴下のような姿をした、ミステリアスな生き物。いつも集団でゆらゆらと揺れながら移動しますが、短編集『ムーミン谷の仲間たち』収録の「ニョロニョロのひみつ」では、少人数でボートに乗るときはいつも奇数だと言われています。

耳は聞こえず、言葉を発することもありません。手を振ったり、おじぎをしたりして、動きでコミュニケーションを取っているらしいのですが、はっきりしたことはわかりません。目はありますが、あまり見えていないようです。その目は通常は青白い色をしていますが、状況によって、赤、黄、灰色などに変化します。何かを食べたり、眠ったりすることもありません。その分、感覚はとても敏感で、地面の振動を感じると怖がって逃げていきます。

ニョロニョロは、白いつやつやした種から生まれてきます。夏まつりの前の晩に種を蒔くと、ニョロニョロたちが地面から生えてくるのです。彼らは毎年6月、はなれ島に世界中から集まってきて、大集会を行います。
その体は電気を帯びていて、特に生まれたばかりのニョロニョロや雷のときのニョロニョロはとても危険。雷の電気エネルギーを体に蓄え、たっぷりと帯電したニョロニョロはちらちらと光り、近くに寄ると触らなくてもビリビリするほどです。

小説『たのしいムーミン一家』で、スノークのおじょうさんはニョロニョロに自慢の前髪を燃やされてしまいました。しかし、ニョロニョロのほうから何か危害を加えてくることはなく、関わり合いにならなければ、基本的にはまったく無害な生き物です。