トフスランとビフスラン Thingumy and Bob

トフスランとビフスランのふたりはとても仲良し。切っても切れない間柄で、いつでも手をつないで歩きます。ふたりはそっくりで、区別が難しいのですが、赤い帽子を被っているほうがトフスランです。
小説『たのしいムーミン一家』で、ふたりは大きなスーツケースをかかえ、怯えながらムーミン谷にやってきます。そして、ムーミンやしきに滞在することになるのですが、ふたりは自分たちだけに通じる奇妙な言葉を話すため、最初はヘムレンさん以外の誰もふたりが何を言っているのか理解することができませんでした。
ふたりはとても小さく、カーペットの下や引出しの中など、狭いところに隠れるのが好き。特に、ムーミンママのハンドバッグで眠るのが気に入って、ハンドバッグを隠してしまいます。他人に心を許さず、モランの持ち物だったルビーを自分たちのものだと主張するなど、自分勝手なところのあるふたりですが、ムーミンママにとってそのハンドバックがどれほど大事であるかを知ると、ふたりはママにハンドバッグを返しました。また、スナフキンが旅立ってしまって、ムーミントロールが悲しそうに沈んでいると、慰めるためにそれまで隠していたルビーを見せてあげるなど、優しいところもあります。

Tips:ふたりだけの秘密の言葉

トフスランとビフスランのふたりは、自分たちだけに通じる秘密の言葉を話します。ムーミンたちは最初、彼らのことを外国人かと思いましたが、ヘムレンさんはすぐに言葉を理解して、通訳を買ってでました。その言葉は、原語のスウェーデン語では語尾に「~sla(スラ)」、フィンランド語版では「~ti(ティ)」がつくというもの。日本語版の小説では「ムうこそ、よーミンやしきへ!」と一部を入れ換えて、コミックスと絵本では語尾に「~スラ」とつける形で訳されています。