スティンキー Stinky

黒くて、毛むくじゃらで、体から卵が腐ったような悪臭を放ち、なんでもかんでも食べようとするスティンキー。根っからのいたずらもので、悪さばかりして、ムーミン谷の住民たちから煙たがられています。
平和なムーミン谷で、あまり仕事のない署長さんや警察官たちにとっては、捕まえて牢屋に入れることのできる貴重な存在です。
趣味は、盗み聞き、破壊行為、嘘をつくこと。泥棒として名を馳せることを自慢とし、その知名度を守るためになんでもやろうとします。動物園の猛獣を逃がしてしまったり、偽物の薬を売りつけようとしたり、面倒なことばかりしでかしますが、スティンキーの悪事はたかがしれていて、人を騙すことはあっても、ひどく傷つけるようなことはありません。本当の悪党を知っているムーミン一家は、そんなスティンキーをかわいいとさえ思っているようです。
スティンキーは小説には出てこない、コミックスだけで活躍するキャラクターです。

Tips:アニメでも人気

コミックスにしか登場しないスティンキーですが、その知名度はなかなかのもの。特に、フィンランドでは小さい男の子に人気の高いキャラクターだったと言われています。スティンキーが広く親しまれるようになったのには、アニメ作品が一役買っているのではないかと思われます。昭和アニメ『ムーミン』(フジテレビ系)では、ビトーンビトーンと言いながら軽快に飛び跳ねるユニークなキャラクターでした。平成アニメ『楽しいムーミン一家』(テレビ東京系)のスティンキーはかなりひどいイタズラをしますが、憎めないところがあり、親しみやすい男の子として描かれていました。