Snufkin

スノーク

スノークのおじょうさんの兄。妹と同様、気分に応じて体の色が変わる、スノーク族の青年です。
生真面目な性格で、物事を細部まで追求し、冷静に判断することを重んじます。あまり融通がきかず、きちんと分析しようとするあまり、現実的な対応に時間がかかってしまう傾向が。小説『ムーミン谷の彗星』で、彗星の脅威が迫ったときも、彼は几帳面にノートに記録をとることにこだわりました。

また、正確さが極めて重要と考えるスノークは、相手や場所を選ばず、淡々と自説を展開する癖があります。ときにはそれが、ちょっと余計な知ったかぶりと受け取られてしまう場合も。
しかし、厳格で公正なスノークは、ムーミン谷の住民たちから一目置かれています。小説『たのしいムーミン一家』で、トフスランとビフスランがスーツケースの中身をめぐってモランと争ったとき、スノークはかつらを着用し、裁判官を務めました。