ムーミントロール Moomintroll

ふさのついたしっぽと、丸くて白い体が特徴のムーミン族の男の子です。好奇心旺盛で、勇気があり、優しくて素直な性格。たまに、考えすぎてしまうことがあり、さみしがりやでナイーブな一面も。
冒険や挑戦をこよなく愛し、海で石や貝殻を拾い集めるのが大好きです。 ムーミン谷にあるムーミンやしきに、ムーミンパパムーミンママといっしょに暮らしています。ムーミンやしきはいつもお客さんでにぎわっていて、ムーミントロールの友だちのスニフ、ガールフレンドのスノークのおじょうさんちびのミイらが滞在することもあります。友だち思いのムーミントロールは分けへだてなく接しますが、親友のスナフキンには特別な尊敬の気持ちを持っています。
最初に登場する小説第1作『小さなトロールと大きな洪水』ではまだ小さな子どもですが、次第に成長していく様子が物語を通じて描かれていきます。小説『ムーミン谷の冬』ではムーミン族としては初めて冬眠せずに冬を生きぬき、小説『ムーミンパパ海へいく』ではモランうみうまとの交流などを通じて多くを学びました。

Tips:ムーミンって何?

「ねえムーミン」と、歌でも気軽に呼びかけられている、ムーミンシリーズの主人公。彼の名前は最初に小説が書かれたスウェーデン語ではMumintrolletで、日本語では英語読みのムーミントロールと訳されています。トロールといえば北欧の伝承に登場する妖精の一種ですが、ムーミンはトーベ・ヤンソンが生み出したオリジナルの生き物。北欧に伝わる昔ながらのトロールや妖精とは、見た目も暮らしぶりもまったく違います。作者のトーベはムーミンのことをスウェーデン語で「Varelser」(生き物、存在するもの)と表現していたんだとか。ムーミントロールはカバでも妖精でもなく、生きているもの。そう覚えてくださいね。