ムーミンパパ Moominpappa

ムーミン一家のお父さん。若い頃はムーミントロールと呼ばれていましたが、一人息子のムーミントロールが生まれてからは、ムーミンパパと呼ばれるようになりました。
トレードマークは、黒いシルクハットとステッキ。
家族を守り、助けるためには労を惜しまず、みずからの手でムーミンやしきを建設。その一方、何か新しくおもしろい事柄に挑戦したいという願望が強すぎて、家族を振りまわしてしまうことも。驚くべき出来事や事件が起きたと知れば、真っ先に駆けつけます。読書家で、哲学的な思考を好み、広い分野に渡る豊富な知識を持っていますが、夢見がちで、永遠の少年のような子どもっぽい一面もあります。周囲から頼られたいという気持ちが強く、一目置かれることを望みます。
ムーミンパパは冒険家で、小説家。小説『ムーミンパパの思い出』では、若い頃の冒険の日々を家族に語り、「思い出の記」に書き記します。コミックスではウイスキーをたしなみ、怪しげな仲間とカードゲームに興じることも。小説『ムーミンパパ海へいく』では灯台の島へ、コミックス「南の島にくりだそう」ではリゾート地に行きたいと言い出し、家族の運命を大きく左右しました。

Tips:ムーミンパパの生い立ち

ムーミンパパの生い立ちは謎に包まれています。なんと、新聞紙に包まれ、紙袋に入れられて、ムーミンみなしごホームの階段の上に置き去りにされていたのです。ホームを切り盛りしていたおばさんの星占いによれば、ムーミンパパはずばぬけた才能をつかさどる星のもとに生まれたそうです。そのせいか、さまざまなことに興味を持ち、ホームの厳格な規則や従順なムーミンっ子たちになじめず、ホームを飛び出します。そして、発明家のフレドリクソンたちと出会い、海のオーケストラ号に乗り込んで、冒険の船旅に乗り出すのです。大人になって、家庭を持った今も、パパは冒険心を忘れてはいません。もっとも、みなしごホームや旅のことは、パパがみずから「思い出の記」に綴ったもの。おもしろくするために、ちょっぴり話を盛ったり変えたりしている部分もあるかもしれません。